どういう暮らしがしたいのか。仕事選びは、生活選び。

人を知る

入社してから現在までに携わったお仕事について教えてください。

保険の契約者様に対する保険金の支払いを簡便にするシステムの導入や、改元や法律改正に伴うシステム改修などに携わりました。
現在は親会社が販売する生命保険を管理するシステムを担当しており、保険契約者様から入金された毎月の保険料が合っているかを確認するシステムの開発やメンテナンスが主な業務です。

具体的にはどんな業務をされていますか?

システム開発の工程で言うと「設計」に当たる部分なのですが、「要件定義」の工程でヒアリングしたお客様のご要望に沿ってシステムを構築するための設計書を作成しています。と言っても、作業がメインというわけではなく、会議も多いです。
システムで実現できることには限界がありますし、予算の問題もあるので、実現可能なものとお客様のイメージが合致しているかを確認したり、代替案をご提案したりと、調整することも「設計」の重要な仕事です。

では、「設計」において大切なことは何ですか?

曖昧にしないことです。曖昧なまま「設計」をすると、そのまま「開発」が進んで、結果としてお客様のニーズに合っていないシステムができてしまう可能性があるからです。
私自身、そういう失敗をしたこともあります。なので、会議で話したことは文字に起こして、細かすぎるくらいに確認をして、慎重に進めるように心がけています。
「要件定義」から「設計」「開発・テスト」「サービスイン」と進むシステム開発は伝言ゲームのようなもの。
「設計」ではどういうものができるのかをお客様にわかりやすく説明し、「開発」をする人にもきちんと伝えることが大切です。

どうすれば、そういったことができるようになるのでしょうか?

私は、わからないことをそのままにせず、積極的に質問をするようにしています。
幸いCLISは、先輩社員や協力会社の方に頼れる人がいて、こちらから相談しやすい雰囲気があります。また、上流工程から下流工程までの一通りの作業を全部経験してみることで、いろいろなことが理解でき、俯瞰的に見られるようになります。
着任して最初に私が担当した案件が上流から下流まで関わるものだったのですが、後から考えてみると、先輩はそれをわかっていて、私にまずそういう経験をさせてくれたんだと思います。

人に恵まれた環境ですね。

そうですね。CLISは人を大切にしていて、おせっかいなくらい丁寧な会社です。
実は東日本大震災があったとき、私は大学3年生で、CLISを含めていくつかの企業から内定をもらっていたのですが、震災後にCLISから連絡があって、安否確認だったり、今後のことだったりと丁寧に対応してくれたんです。
内定者もきちんとフォローするということは、社員に対してもそういう姿勢なのだろうと思い、CLISに入社することに決めました。

なるほど。では、エントリーした理由は何だったのでしょうか?

正直にお話しすると、就活をしているときに「絶対この仕事がしたい!」というような思いはなく、どんな仕事をするかより、どんな生活をしたいかを考えていました。
私は海外のリゾート地でダイビングをするのが趣味なので、CLISにエントリーしたのも、仕事内容ではなく、長期休暇をとることができて、福利厚生が充実していたからです(笑)

働きやすいかどうかってすごく大事ですよね。

学生のころ、結婚式場兼レストランでアルバイトをしていたのですが、尊敬できる人がいて、職場の雰囲気も良かったんです。
入社前からCLISにもそういう印象をもっていたんですが、今は在宅勤務で自分に合った働き方ができていて、いろいろなことに柔軟に対応してくれる、働きやすい会社だと実感しています。
また、社員の声が上層部にもしっかり届く風通しの良さも魅力です。「みんなのこえ」という制度があって、自由に意見が言えるようになっています。

最後に、就職活動中の学生さんにメッセージをお願いします。

CLISは、いわゆるB to Bの仕事です。誰かと競ったり、戦ったりするようなものではなく、お客様や協力会社の方と一緒になって、ひとつのゴールに向かっていく仕事です。
また、自分が何をしたいかわからない学生さんは、仕事内容以外のことにも目を向けて、就職活動してみるのも良いと思います。
もし、CLISに惹かれるものが何かあれば、ぜひエントリーしてほしいです。

折戸さん、本日はどうもありがとうございました!