重盛 正裕
自分にしかできないことがしたい
知識ゼロからSEに!
同じグループの生命保険会社の決算業務に関するシステムの開発と運用に携わっています。お客様の決算報告は、アメリカと日本あわせて年8回。必要なデータも多種多様で、煩雑な作業を自動でできるシステムを構築しています。
チームリーダーと現場に出向き、案件の打ち合わせ等で直接お話をする機会がございます。案件の具体的な対応方針が決まりましたら、各工程の作業に取り組んでいきます。中でも製造のフェーズにおいて自分でプログラミングしたものが、テストできちんと動くことを確認できたときは嬉しいですね。
はい、大学では歴史を勉強していたので、プログラミングとは無縁でした。でも、就職活動を始めるときに「自分にしかできないこと」がしたいと思って調べていたら、文系でもSEになれることや、SEは自分の頭で考えたものを形にする仕事で、その人らしさが出る一種のものづくりだということを知って、「これだ!」と思いました。
正直、不安でした(笑)だからこそ、色々と調べて、その中で最も研修が充実しているCLISを志望しました。研修期間を半年くらい設けている会社は他にもありましたが、プログラミングだけではなく、プレゼンの実技講習までも網羅しているCLISの研修内容と比較すると頼りなく感じてしまって。
印象に残っているのは、SE認定スクールです。1.5ヵ月かけて資料を準備して、お客様役の先輩社員に提案をするという実践さながらの研修。これが終われば合格という最終日のプレゼンで、質問されたことに答えられなかったんです。同期が合格していく中、残り時間がもう2時間ほどだったので焦りました。
研修トレーナーがついているので、すぐに相談しました。提案内容自体には問題がなかったんですが、用語の説明ができていなかった。自分はわかっているつもりでも、伝え方が悪いとお客様には理解していただけないということを、身をもって学びました。
はい。実は、「入社前に何か準備しておくことはありますか?」って人事の方に聞いたら、「何もしなくていいから、大学生活を充実させてくれればいいよ」って言ってくださったんです。本当に何も準備しなくてもいいくらい、充実した研修でした。
「何かあったら、この人に聞けば大丈夫」と思われるSEになりたいです。私が関わっているプロジェクトのチーフは、協力会社の方も含めて、みんなから信頼されています。研修で得たSEとしての知識だけではなく、生命保険や決算といった業務知識を身につけるために、積極的に先輩に相談したり、部内の勉強会に参加したりして、もっと成長したいです。
重盛さん、本日はどうもありがとうございました!